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 くしもと大橋
平成11年9月8日に開通した、串本本土と大島をつなぐ架橋。290mのアーチ橋と、苗我島に架かる386mのループ橋からなる。橋の上から見える風景が素晴らしく、窓を全開にして走ると爽快な気分に。大島側の橋のそばにはポケットパークもあり、本州最南端の入り組んだ海岸地形がじっくり眺望できる。 自然との調和を尊重した島影を思わせる緩やかな放物線を描くアーチが特徴です。
以下は大島架橋事業の概要と、開通までの模様をご紹介します。
事  業  概  要
路線名 県道樫野串本線
区  間 和歌山県東牟婁郡串本町大字大島〜串本町
道路規格 第3種3級
幅  員 車道部 7.5m  歩道部 3.0m (2.5m)
延  長 大島島内土木区間:約2,340m
 海上橋梁区間:約629m
 苗我島島内土木区間:約87m
 苗我島沿岸道路区間:約172m
 既設防波堤区間:約586m
合計延長 約3,814m
所在地   串本町大島
アクセス  JR紀勢本線串本駅より「樫野灯台口」行きバス10分、タクシー10分
駐車場   あり(無料)6台
〈大島架橋事業の概要〉
民謡「串本節」で知られる大島は、本州最南端の地、串本町の東南約1.8qの沖合に位置し、東西約8q、南北約2.5q、周囲約26qで、人口約2,000人を 有する和歌山県唯一の離島振興対策実施地域です。

島内には、ウバメガシ、シイ、ツバキなどが生い茂り、海岸線には断崖絶壁となって海に落ち込み、特に、海金剛の「魔女の髪梳き岩」、明治3年に点灯された我が国最古の石造りの「樫野崎灯台」、寛政3年(1791年)アメリカ商船の樫野海岸への寄港を記念した「日米修交記念館」、「トルコ軍艦エルトゥールル号遭難碑」等々、歴史的にも優れた観光資源を持つ地域です。

県ではこれまで、島の人々が健全で明るい生活を営むことができるよう離島振興対策を実施してきましたが、未だ本土との格差を是正するまでには至ってなく、年間を通じた温暖な気候、雄大で豊富な自然景観や、歴史的遺産を活用しきれていない現状です。

こうした状況を打破し、「歴史と自然に包まれた観光の島」づくりを目指すため、地元の皆様方の数十年来の夢であった架橋事業に着手することになりました。

この事業には、2ヒンジアーチとしては、我が国2番目の規模となる大島架橋(仮称)が計画されています。架橋地点が吉野熊野国立公園第2種特別地域に指定された美しい景観日を呈しているため、橋梁形式も自然との調和を尊重し、島影を思わす緩やかな放物線を描くアーチ橋を選定しました。

大島と苗我島の間に架かるアーチ橋の名称を決める橋名審査会が開かれ、 全国から寄せられた応募総数9,166通の中から“くしもと大橋”に決定しました。


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